紀の川梅干しをご存知ですか?

紀の川旬だより
2020/06/26

 いよいよウメの時季到来です。
ウメ産地の関係者の報告によりますと、今年のウメの出来は大変良いとのことです。
この時期になりますとウメ好きの皆さんはソワソワした気分になり、梅干し、梅酒、ウメジュース、ウメシロップ、ウメジャムなどに心馳せていると思います。

 「紀の川梅干」と言うのをご存じですか。
JA紀の里農協と那賀地区の産学官で開発したユニークな梅干です。
加工方法は、基本的には従来の梅干と同じですが、最初の漬け込みの塩の量を半分にし、それと等量の砂糖で漬けるのがポイントです。
塩分含量は約13%ですから、普通の梅干との違いは余りわかりませんが、塩気が弱いかな、ちょっと酸っぱいかな、と言う感じでまろやかな味と果肉にふっくら感があります。
加工方法が独自ですので、クエン酸含量が高い特徴があります。
漬け込みのレシピは、インターネットで「紀の川梅干」にアクセスすると出てきますので試してみてください。
めっけもん広場でも販売されています。

 コロナウイルスの問題で販売が低迷しているようですので手軽なお値段で生ウメを買えます。
ウメの加工の多様性にチャレンジするいい機会かもしれません。