カキの旬です

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2020/10/23

紀の川市、かつらぎ町などの紀北地区は、日本有数のカキの産地です🍁
カキの学名は「Diospyros kaki」で、Diospyrosは、ギリシャ語が語源で「「神の食べ物」の意で、加えてkaki「カキ」付いています。
神の食べ物のカキとでもいうのでしょうか。
カキはそのように素晴らしいフルーツです🍊
万葉歌人の柿本人麿呂にもあるようにわが国で古くから親しまれていたフルーツで、その品種数は600とか800ともいわれています。
カキには‘富有’や‘次郎’のような甘カキと、‘平核無(ひらたねなし)’やその枝変わりとして発見された‘刀根早生’などの渋カキがあります。
近年‘太秋’と言う肉質がサクサクした甘ガキもあり、変わった肉質を楽しめます。
渋ガキは、渋みの元になるタンニンを不溶化する脱渋処理をしてから食べます。店頭でのカキはもちろん脱渋処理をしてあります。
紀の川ガキは、樹上で固形アルコールを入れたビニール袋で果実を被覆することにより脱渋したもので、果肉は茶色ですが濃い甘みがあります。
9月中旬以降は、‘刀根早生’、‘平核無’、紀の川柿、と続き、11月になると‘富有’が出てきます。