日本には、春、夏、秋、冬の季節の移り変わりをさらに的確につかむために「二十四節気」や「雑節(11項目)」、「五節句」などの暦(こよみ)を表すことばがあります。
これらが表す日々を生活の中で意識してみると、気候の変化を実感し、季節の移ろいを楽しむことができます。
例えば、5月には、二十四節気は「立夏」と「小満」、雑節では「八十八夜」、五節句では「端午の節句」などがあります🎏🌿
このような暦によって、農作業の準備や段取りも行われています。
植物はヒトよりもっと日の長さや温度の変化に敏感に反応します。
季節の変化に対応して葉を広げ、茎を伸ばし、花を咲かせ、果実を熟させる準備をします。
5月は、「目に青葉、山ホトトギス、初カツオ」と初夏に向けての期待と楽しみが沸き上がる時期です。
紀の川市内では、モモの花が一段落し、袋掛けの作業が行われています。
その合間に、さわやかな風に運ばれて、ミカンの花の香りが漂っています🌼
紀の川フルーツ観光局では、市内の農家さんをはじめ、フルーツに関わる方々にお話を聞きながら「フルーツのまち紀の川市」で生産される青果物の旬(しゅん)の便りをお届けします✉️
今は外出が叶いませんが、青果物の旬に思いを馳せ、明るい気分になっていただけたら嬉しいです😌